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2009-09-26(Sat)

芸文『白石加代子の源氏物語・若菜』

西宮・芸術文化センターへ「白石加代子の源氏物語」を見に行きました。
                 携帯画像 2784
瀬戸内寂聴の「源氏物語」(全十巻)の六巻「若菜 上下」を元にした脚本を、白石加代子の独り語りで表現します。携帯画像 2785舞台にたくさんの扇が並びます。扇が数々の姫たちの立場を視覚的説明をしたり、話の付随説明になったりします。もっと前列で見れたら、扇の柄がちゃんと見えてもっと良かったでしょう携帯画像 2786

「源氏物語は若菜から(または若菜だけ)読めばいい」と言われるくらい深くて面白い巻です。
准太上天皇となった光源氏は広大な六条院を建て、紫上・花散里・明石君・秋好中宮(六条御息所の娘、光の奥さんではなく養女)と過ごします。栄華を極めた中、その六条院へ朱雀院(光の異母兄)の娘・女三の宮が降嫁してきます。
紫上と同じ藤壺の姪の女三の宮、期待をした光はすぐに幻滅します。中身の幼い姫、その周囲の女房(侍従)もどことなく軽い頼りなさ。心労で病気になった紫上を二条院に移して看護する中、女三の宮にずっと焦がれていた柏木はとうとう密通を図ります。

一度は息切れた紫上にとり憑いていたのは、あの六条御息所。この表現はさすがです!!一番の見所です。白石加代子は本当にすごかった。語りと動きだけでここまで表現出来るってすごい!

この長い源氏物語を途中から語り出すので、どうしても説明が多くなります。その説明の場面と話の進行とが、何か切り貼りして繋げた感じがするなと思いました。パンフレットを見ると、構成・演出がテレビ出身の演出家で、テレビ独特のカットバック(時間を自由に前後させて構成する)という技法だそうです。寂聴の原作が解りやすいだけに、この技法は好みの分かれるところです。
あと敢えてこの「若菜」の先の、紫上や光源氏の死まで組み入れる必要あったのかなと思いました。

でもまた他の巻の舞台も見てみたいです。

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