2013-09-23(Mon)

8/12梅田呉服座『南條隆とスーパー兄弟』②お芝居

一部 お芝居「曽根崎心中」
              
去年、文楽で観たお芝居。初演の名鉄ホールのDVDで観た着物の美麗な徳兵衛、お初大ちゃんは今年誕生日公演でお披露目した花魁着物に七宝柄の金帯でした。油屋九平次を良二さん、「お初ぅ、頭痛いのん?ペロペロチュッチュしようか?」なあたり、名鉄ホールの翔炎さんがお手本と思う!でも送り出しで確認するのを忘れました

昼の口上で露天神社の宮司さんが出られ、「役者が言っていた」ってオチがステキなお初考証を話してくれました。
  
お初という名前からおそらく長女、下に弟妹の多い貧しい家で、家族の食い扶持のため北の新地に身売りされた・・・15前後で身売りされ10年の年季をやっと明けても、故郷に帰ることは難しく、それ以前に病気をもらって亡くなったりも珍しくない楼閣、「そうか・・・」と大ちゃん
大ちゃんは夜公演でもう取り入れていました「うちには妹がいてね」。昼は「3年経って、おかあちゃん迎えに来てくれたんやぁと思ったら、お金がなくて年が越せんて言いますのや」って台詞を夜は「このままやったら、妹までもが・・・」に変えていました。もろ「わらべうた」じゃないの
名鉄ホールのDVDから、愛してやまない大ちゃんのお初ですが、実は最初に泣いてしまうのは徳兵衛美麗さんに対してです。衣桁に掛かったお初の着物の裏に、後ろ暗いこともないのに身を隠さないといけない徳兵衛。ここは手前のお初が目に入らないほど、徳兵衛で胸いっぱいになるシーンです。特に夜は宮司さんの話「この世に夢も希望もない女郎のお初は(心中することが)幸せだったと思う」を思い出して、ボロ泣きしてしまった・・・疑い晴らせず悔しさとお初への申し訳なさを抱いたまま、死んでしまう徳兵衛をもっと誰か考証してあげて欲しい。だからこそ、お初に埋もれてしまわない美麗さんを、本当に素敵な役者さんだと思います
そしてそして!待望の書置きシーン 初演時は徳兵衛の傍で「おとうちゃん おかあちゃん」への手紙を書くお初。でも去年くらいに大ちゃんは舞台上で、お初は字を書けないはず、と思ったそうです。筆の持ち方も知らないはず、グーの手で筆を持ち上げ、無言で美麗さんを待ったそうです。打ち合わせにない大ちゃんの仕種にびれさんは一瞬えっ!?って顔をしたものの、すぐに大ちゃんの意図を理解して、お初の背後から徳兵衛がお初の手の上から筆を運ぶあの感動のシーンが誕生したって。去年6月まさかの地元での「曽根崎心中」を外し泣き言を言ったら、大ちゃんがこのエピソードを教えてくれました。やっとこのシーンが観れた!本当に嬉しかった ちなみに、超有名なお芝居から発想したそうです
ラストシーンは今回初めての演出だそうです。このラストシーンの衣装も揃いで作って、やっと着れたって。口上で美麗さんが「ファミレスでヒゲの青い男とでっかい男が『心中どーする?やっぱり地獄に落ちるよな』って話し合ってて、この二人どんな関係と思われる」と話してくれました。自殺は地獄行き、と今回のラストにしたそうです。ちなみに、明日の虎ちゃんお初は「今までの通常バージョンでします、僕が(一緒だと)飽きるから」って。

露天神社の宮司さん曰く「二人の供養はこの事実を知ってもらうこと」、お芝居の力ってすごいと思いました
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